井上です。
震災から6年ですね。
あの日、私はあの時、自宅にいました。
すごい揺れで、自宅の3階にいた私は、思わず2階へ降りました。そこへ、たまたま自宅にいた次男と遭遇、食器タンスの扉が開いて多くの皿が割れてしまっているのを目の当たりに。冷蔵庫は1メートルくらい移動していました。
そこへまた揺れが。木造3階建ての自宅が、ひょっとして倒れるのでは・・・と思い、外へ出ました。道路はヒビ割れ、うねっていました。何じゃこりゃ~って感じですね。
部屋へ戻るとまた揺れが。今度は茨城だとか何だとか。そのうち、ニュースを見ていると津波の話になって、、、長男が東北を旅行しているので大丈夫だろうかと慌てる妻からの電話。ただ、無事なら帰ってくるし、無事じゃなかったら帰ってこないという、そんな簡単なこともわからない様子でした。
6月になって、現地へ足を運んでみました。そこには・・・人がするなら、と仮定したら、決してこんなことはできないだろう、という風景が広がっていました。自然というのは恐ろしいものなんだ、そういうことなんだと。
女川でも石巻でも、涙する人の姿を見ました。人ってみんな、優しいんです。
現地で撮った写真をアップしておきます。きっとまた津波は来るんだろうけど、その時に備えて人ができることはたくさんある、そんな気がします。